職員のセキュリティ研修、国の事業で無料で受けられます。
厚生労働省の委託事業として運営されている「医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト」で、令和8年度のe-learningが受講可能になり、9月17日には対面研修の申し込みが始まりました。受講料は無料、対象は医療機関・薬局に所属する方です。
9月に、二つの案内が出ました
この支援サイトに、9月、二つのお知らせが載りました。9月3日付で令和8年度の5コースが受講可能になったこと、9月17日付で東京・大阪で開く対面研修「CYNEX研修」と講師育成研修の申し込みが始まったことです。お知らせによると各コースの定員は30名。よくある質問では、定員を超えた場合は抽選で受講者を決めると案内されています。締め切りの日付は示されていません。
e-learningは8コース、費用はかかりません
研修ページによると、令和8年度のe-learningは経営者向け・システム管理者向け・立入検査の3カテゴリー8コースで、受講費用は全コース無料。オンデマンド形式なので、閉院後や診療の合間に見られます。昨年度までの計23コースも利用できると書かれています。内容は、外部接続装置やリモートアクセスの経路の整理、ログをもとにした原因特定、立入検査チェックリストの項目解説など、実務寄りです。全コース修了後には修了証が発行されます。
対面研修は東京と大阪。院長向けのコースもあります
CYNEX研修は、情報通信研究機構(NICT)の演習基盤を使う実機演習で、対面限定です。日程は東京が10月28日から30日、大阪が11月16日から18日。初日が経営者向けの「インシデント体験研修コース」、2日目以降が管理者向けの実機演習です。よくある質問には、システム管理者ではない医師も参加でき、経営者向けコースはITを専門としない院長や理事長にも分かる内容だと書かれています。受講料は無料ですが、会場までの交通費は自己負担です。
申し込む前に、院内で決めておくこと
同ページは、厚生労働省「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第7.0版 企画管理編」を参考出典として、規程やBCPを整えるだけでなく、職員が理解して非常時に動けるようにすること、平時からの教育と定期的な訓練が求められる、と説明しています。決めたいのは、誰がどれを受けるかです。院長・事務長は経営者向け、機器を見ている方は管理者向け、受付スタッフは過去年度の初学者向けから、と割り振ると迷いません。受けた日付とコース名を残しておくと、後の説明に使えます。なお、研修で見た設定をそのまま院内の機器に当てはめるのは避けてください。電子カルテやレセコンへの影響は事前確認が要ります。どこから始めるかは、私たちアイジェイネットにもご相談いただけます。
出典・確認元
- 医療機関向けセキュリティ教育支援ポータルサイト(厚生労働省委託事業)お知らせ ↗
- 医療従事者向けセキュリティ研修(e-learning・令和8年度) ↗
- 令和8年度 医療情報セキュリティ対面研修 CYNEX研修 ↗
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