更新プログラムが入らない受付のパソコン。原因が「空き容量」のことがあります。必要な目安はマイクロソフトが公表しています。
本日あらたな発表があったわけではありません。マイクロソフトが公開している「Windows 更新プログラム用に空き領域を増やすには」の記載をもとに、更新が進まないときに疑う場所を整理しました。Windowsは更新を始める前に空き容量を確かめ、足りなければ解放を求めます。必要な量は月例の更新と大型の更新で違い、目安の数値まで公表されています。受付のパソコンは写真や書類がたまりやすく、容量不足は珍しくありません。ただし、レセコンや資格確認端末では自分で消す前に確認が要ります。
更新は、始まる前に止まります
マイクロソフトの公式ページには、Windowsは更新プログラムのインストールを始める前に、インストールと新機能・セキュリティ強化に必要な容量がデバイスにあるかを確認し、不足していればストレージの解放を求める、と書かれています。つまり「失敗した」のではなく「始まっていない」状態です。更新画面に赤い表示が出たままで何日も変わらない、というときは、エラーの文面だけでなく、Cドライブの空き容量も見てください。確認は、スタート、設定、システム、ストレージ、の順に開くと分かります。
必要な容量の目安は公表されています
同じページに数値が載っています。毎月の品質更新プログラムは通常2GBから3GB以上、大型の機能更新プログラムは通常6GBから11GB以上。Windows 11の例では、最小構成で約4.5GBから5.5GB以上、機能や言語を多く入れている場合は約7GBから20GB以上とされています。幅があるのは、入れているオプション機能や言語、ドライバーの量、休止ファイルやページングファイルの扱いで変わるためです。なお、Windows 11のシステム要件そのものは「64GB以上の記憶装置」です。64GBちょうどの小型パソコンを受付で使っている場合、空きが最初から少なく、更新のたびに詰まりやすくなります。
空けるときは、設定画面の機能から
公式ページが勧めているのはストレージセンサーです。設定、システム、ストレージ、と進んでオンにすると、一時ファイルが自動で削除されます。あわせて同じ画面の「クリーンアップの推奨事項」で、安全に削除できるファイルの種類を選んで消せます。Windows 10では「ディスク クリーンアップ」を使います。内蔵ドライブで足りない場合は、空き容量10GB以上の外部記憶装置を一時的に使って更新する方法も案内されています。この場合、重要なファイルを先にバックアップしておくよう注意書きが付いています。なお、Windows 10そのものの無料の更新提供は2025年10月14日に終了していますので、受付のパソコンがWindows 10のままなら、容量より先にそちらの整理が必要です。
受付のパソコンでは、消す前にひと声
ここだけは分けて考えてください。インターネットの調べもの用のパソコンなら、ダウンロードフォルダやごみ箱を自分で整理して構いません。一方、レセコン、電子カルテ、資格確認端末として使っているパソコンは、業務のデータや事業者が置いたファイルが入っています。何が消えてよいファイルか、画面の表示だけでは判断できません。空き容量が少ないと分かったら、消す前に保守事業者へ連絡し、どこを整理してよいかを確認してください。機器の初期化や設定の変更を自分で行う必要はありません。どこに連絡すればよいか分からない、そもそも管理している会社がはっきりしない、という場合は、アイジェイネットでも整理のお手伝いができます。
出典・確認元
- Microsoft サポート:Windows 更新プログラム用に空き領域を増やすには(Windows 11/Windows 10対象。インストール前に必要な容量を確認する旨、品質更新プログラムは通常2GB〜3GB以上・機能更新プログラムは通常6GB〜11GB以上の目安、ストレージセンサーとクリーンアップの推奨事項、空き容量10GB以上の外部記憶装置を使う方法、Windows 10の提供終了日) ↗
- Microsoft:Windows 11 の仕様とシステム要件(「64 GB 以上の記憶装置。」の記載、および更新プログラムのダウンロードとインストールに必要な空き容量は要因により大幅に変化する旨の記載) ↗
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