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Windows 10のままのパソコン、更新は本当に届いていますか。延長更新の期限を確認しました。

掲載 2026.10.07情報確認 2026.10.07

新しい発表があった日の記事ではありません。Microsoftの公式ページで現在案内されている内容を2026年10月7日に確認し、院内での確認手順として整理したものです。Windows 10の通常サポートは2025年10月14日に終わっています。そのうえで、個人向けの拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)は2027年10月12日まで、法人向けは別の仕組みで最長3年、と案内されています。同じ「Windows 10」でも、どちらに入っているか、そもそも入っていないかで状況が変わります。

まず、通常のサポートはもう終わっています

Microsoftの「Windows 10 のサポート終了」のページでは、Windows 10のサポートが2025年10月14日に終了したと案内されています。パソコンが止まるという意味ではありませんが、何もしなければ毎月の更新は届きません。延命の仕組みが拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)です。ここで注意したいのは、ESUが「全部の更新が今までどおり届く」仕組みではないことです。Microsoftのページには、ESUに含まれるのは重要なセキュリティ更新プログラムのみで、新機能やセキュリティ以外の修正は含まれない、技術的なサポートも提供されない、と書かれています。入れてあるから大丈夫、ではなく、守られる範囲が狭くなっている状態だと考えてください。

個人向けは2027年10月12日まで。対象は22H2だけです

Microsoftの日本語ページでは、個人向けのESUについて、2027年10月12日にプログラムが終了するまで登録できると案内されています。対象はWindows 10バージョン22H2のHome、Professional、Pro Education、Workstationsのエディションで、それ以外のバージョンのままでは登録できません。登録は対象の端末の「設定」から行い、費用はPCの設定の同期をしている場合は追加費用なし、1,000 Microsoft Rewardsポイント、または30米ドル相当の一度きりの支払い、の3通りと記載されています。院内のパソコンが本当に22H2かどうか、そして登録が済んでいるかどうかは、1台ずつ画面で確かめないと分かりません。

法人向けは別の仕組みです。契約内容の確認を

業者から入れてもらった端末や、リース・保守契約の中で管理されている端末は、法人向けのESUに入っている場合があります。Microsoft Learnの解説ページでは、組織向けのESUはボリュームライセンスで購入するもので、1年目は1台あたり61米ドル、価格は毎年倍になり最長3年まで、1年目は2025年11月から始まる、と説明されています。途中の年から買う場合は前の年の分もさかのぼって支払う必要があり、技術サポートは含まれません。個人向けと法人向けでは期限も費用も違いますので、「どこかで延長したと聞いた」で終わらせず、契約書か保守の窓口で、どの端末が何年目まで対象なのかを確認してください。

院内で今日できること

やることは大がかりではありません。まず、受付・診察室・事務室にあるWindows 10のパソコンを紙に書き出します。次に各台で設定画面を開き、Windows Updateが届いているか、ESUの登録案内が出ていないかを見ます。レセプトコンピュータや電子カルテの端末は、ベンダーが動作確認したうえで構成を決めていることが多いので、画面を見るところまでにして、更新やアップグレードの操作は保守の窓口に相談してから行ってください。初期化や院内ネットワークの一律の設定変更は必要ありません。なお、ESUはあくまで時間を買う仕組みで、入れ替えの計画は別に要ります。台数が多くて優先順位をつけにくいときや、どの端末が延長の対象なのか分からないときは、アイジェイネットでも棚卸しのお手伝いができます。

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