オンライン請求システムの再セットアップ、10月5日からです。期限は令和9年3月末。
昨日10月1日の法人名称の変更に続き、新しいホームページで具体的な作業の案内が公表されました。オンライン請求システムのドメインが10月5日に変わり、利用しているすべての医療機関・薬局・訪問看護ステーションで再セットアップが必要です。期限は令和9年3月31日、旧アドレスは令和9年4月以降つながらなくなります。今日の時点では、まず「自院が対象か」と「いまのパスワードが分かるか」の2点だけ押さえておけば十分です。
オンライン請求システムでレセプトを請求している保険医療機関・保険薬局・訪問看護ステーション。レセコンの販売店や事務代行者に請求作業を任せている施設も、誰が作業するかの確認が必要です。特定健診・保健指導システムを使っている特定健診等機関も、期限は違いますが同じく対象です。
期限についてオンライン請求システムの再セットアップは令和9年3月31日までです。DX審査支払機構の案内では、再セットアップ可能期間は令和8年10月5日から令和9年3月31日までとされ、「現在の設定でも令和9年3月31日までは使用可能です」と明記されています。手順書には、旧URLは令和9年4月以降にアクセスできなくなるため速やかに再セットアップをお願いする、とあります。特定健診・保健指導システムは令和9年8月末までです。一方、再セットアップを販売店等に依頼した場合の費用の扱いについては、原典で確認できませんでした。この点は確認が必要ですので、ふだん保守を依頼している販売店にご確認ください。
昨日からの続きで、何が新しいのか
昨日10月1日、社会保険診療報酬支払基金は「医療情報基盤・診療報酬審査支払機構」(略称:DX審査支払機構、HPDX)になりました。昨日の時点ではホームページが切替作業中で、医療機関側の手続きがどうなるかは確認できませんでした。本日10月2日に新しいホームページを確認したところ、「改組に伴うオンライン請求システムの再セットアップについて」という案内と、手順書のPDFが掲載されていました。変わったのはここです。名称が変わっただけではなく、オンライン請求システムの接続先ドメインが10月5日に新しいものへ移行し、利用者側で再セットアップが必要になります。医療機関等のオンライン請求システムは、旧 https://www.kikin.send.rece から 新 https://www.hpdx.send.rece.jp へ変わります。
自院が対象かどうかは、画面の赤い注記で分かる
手順書の最初のステップは「再セットアップの要否の確認」です。オンライン請求システムにアクセスしたとき、ページ上部に赤字の注記(組織改編のメッセージ)が表示された場合は再セットアップが完了していない、表示されていない場合は再セットアップは不要、と書かれています。新ドメインへの移行は10月5日ですので、今日の時点ではまだ表示されないはずです。10月5日以降、いつもどおりレセプト請求の画面を開いたときに赤い注記が出ていないかを見る、というのが最初の一歩になります。なお、既にインストールしているオンライン請求システムのアンインストールは不要、とも明記されています。
始める前に、パスワードの確認を
手順書が「ポイント」として挙げているのは、パスワードの扱いです。新URLでは旧URLのパスワードが引き継がれてそのまま使えますが、新URLで一度パスワードの入力が必要になるため、再セットアップを始める前に、現在使っているパスワードを確認しておくよう求めています。請求担当の方が交代していたり、パスワードを書いた紙の置き場所が分からなくなっていたりすると、ここで止まります。作業自体は、操作手順書をダウンロードして再インストールする流れで、利用者種別(医療機関・薬局・訪問看護ステーション・事務代行者)、OS、ブラウザの組み合わせごとに参照先が分かれています。電子証明書ダウンロードサイト等への接続は、オンライン請求用のパソコンから行うよう指示されています。
院内の段取りと、しないほうがよいこと
期限まで半年ありますが、月初から10日前後はレセプト請求で手が離せない時期です。請求が落ち着いた月の後半に、販売店や保守の委託先と日程を相談しておくと安全です。作業の主体も確認しておいてください。ふだんレセコンの保守を受けている施設では、販売店が対応してくれる場合もあります。手順書にも「オンライン請求に使用しているPCの操作方法等は購入販売店等へお問合せ願います」とあり、販売店等が不明な場合の相談先として、オンライン請求システムヘルプデスク(電話0120-60-7210)が案内されています。避けたいのは、期限を気にして請求直前の時期に見切りで作業を始めることと、うまくいかないからと資格確認端末やレセコン側の設定まで触ってしまうことです。今回の案内はオンライン請求システムの再セットアップについてのもので、顔認証付きカードリーダーや資格確認端末の設定を変更するよう求めるものではありません。作業の段取りや、販売店への確認事項の整理は、アイジェイネットでもご相談を承っています。
出典・確認元
- 医療情報基盤・診療報酬審査支払機構:保険医療機関・保険薬局及び訪問看護に係るオンライン請求(改組に伴うオンライン請求システムの再セットアップ方法について) ↗
- 医療情報基盤・診療報酬審査支払機構:オンライン請求システム再セットアップ方法(令和8年10月) ↗
- 医療情報基盤・診療報酬審査支払機構:令和8年10月より支払基金はDX審査支払機構となりました ↗
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