スマホのマイナ保険証、自院の受付で読み取れますか。
スマートフォンに搭載したマイナ保険証の受付は、2025年9月19日から準備の整った施設で順次始まっています。本日新しい発表があったものではなく、厚生労働省とメーカーの公表資料で確認できる範囲で、自院が対応済みかどうかの見分け方を整理しました。
外来でマイナ保険証を受け付けている医療機関・薬局のうち、スマートフォンのマイナ保険証にまだ対応していない、または対応しているか分からない施設の院長・事務長・受付スタッフ
期限について厚生労働省のページでは、スマートフォンのマイナ保険証への対応について期限や義務化の記載は確認できませんでした(2026年9月24日時点)。対応の要否と時期は確認が必要です。汎用カードリーダーの費用や補助の扱いも施設ごとに異なりますので、販売店・ベンダーと医療機関等向け総合ポータルサイトで個別にご確認ください。
いつ公表された情報か
厚生労働省の「スマートフォンのマイナ保険証利用について」のページには、2025年9月19日から、準備の整った医療機関・薬局で順次利用できる、と記載されています。本稿は9月24日時点で新しい発表があったものではなく、すでに公表されている資料の整理です。対応していない施設では、患者さんには引き続き実物のマイナンバーカードをお持ちいただく運用になります。
受け付けるには、機器が2つ要ります
厚生労働省のページでは、スマートフォンのマイナ保険証の読み取りに必要な機器として、顔認証付きカードリーダーと、スマホ用の汎用カードリーダーの2つが示されています。今お使いの顔認証付きカードリーダーはそのまま使い、スマートフォンを読み取る汎用カードリーダーを足す形です。注意が要るのは機種の組み合わせで、同ページには、汎用カードリーダーを用意する際はご利用の顔認証付きカードリーダーに対応した機種をあらかじめ確認するように、と書かれています。手元にある汎用リーダーが使えるとは限りませんので、購入前に型番の対応可否をベンダーにご確認ください。
入れ替えを控えているなら、順番を確認
現行の顔認証付きカードリーダーは保守期限が順次到来し、第2世代(次期)機への入れ替えが進んでいます。第2世代機には、スマートフォンの読み取りに対応しているものがあります。2026年3月19日のキヤノンマーケティングジャパンの発表では、Hi-CARA2はスマートフォンのマイナ保険証の読み取りに対応し、カードの読み取り、顔認証、暗証番号を入力する操作用テンキー、音声案内を一台に搭載し、2026年4月下旬より販売予定とされています。近いうちに入れ替える予定があるなら、汎用カードリーダーを買い足すのか、入れ替えの機種選びでまとめるのかで費用も設置スペースも変わります。他社の対応状況は各メーカー・販売店にご確認ください。
受付で起きること、掲示できること
対応している施設は、受付等にステッカーを掲示して患者さんに知らせる運用で、厚生労働省は対応施設の検索ページも用意しています。もう一つ押さえたいのは、患者さん側にも事前の設定が必要な点です。厚生労働省のリーフレットでは、スマートフォンへのマイナンバーカードの追加と、マイナ保険証としての利用登録という2段階が案内され、iPhoneはiOS18.5以上、AndroidはAndroid11以上が必要とされています。受付の実務は、設定が終わっていない患者さんへの案内が中心になります。読み取れないときに、その場で機器を初期化したり設定を変えたりはしないでください。施設ごとに条件が違いますので、ここに書いた内容もそのまま当てはめずにお考えください。機種の対応可否や入れ替えの段取りは、私たちアイジェイネットにもご相談いただけます。
出典・確認元
- 厚生労働省:スマートフォンのマイナ保険証利用について ↗
- 厚生労働省:来院・来局前にスマートフォンでのマイナ保険証利用に向けた事前準備を行ってください!(リーフレット) ↗
- キヤノンマーケティングジャパン:オンライン資格確認向け次期顔認証付きカードリーダー「Hi-CARA2」の提供を開始(2026年3月19日) ↗
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